猫好き必見のポストアポカリプス漫画「ぼくとねこ」がすごい、コロナ禍の中で生み出された新たな視線

東日本大震災の後、震災に影響を受けた作品が次々と生まれたように、このコロナ禍からある意味「インスパイア」された作品が登場しました。詳細は以下から。


ネット上で話題になっているのは、「誰でもジャンプでデビューできる」がキャッチ府レースのWEBマンガ投稿サービス「ジャンプルーキー!」に投稿された漫画「ぼくとねこ」。1月21日現在で人気作品のトップとなっています。

正式タイトルは「外出禁止の世界と ぼくと ねこ」で、作者はyouさん。ですがこの作品以外の詳細は不明です。第1話が2020年12月15日に公開され、最終話となる第25話が2021年1月11日に公開されています。

他の作品と違い、各話のサムネイルもすべて「ぼくとねこ」というタイトルのみのシンプルなもの。

吸い込むと健康に影響が出るピンク色の霧に覆われてしまった世界にひとり生きる「ぼく」の一人称で物語は進みます。序盤の描写は現代に生きる人ならば全員がまさに今起こっているコロナ禍を想わずにはいられないもの。

そんな中で「ぼく」は「ねこがいたら」「ねこがいてほしいな」と想像し、そして時は流れ事態は進んでいきます。

はたしてどのように「ぼく」と「ねこ」の物語が展開してゆくのか、ぜひとも本編を読んでみてください。

ポストアポカリプスといえばマッドマックス 怒りのデスロードが真っ先に思い浮かぶ人が多そうですし、日本の作品なら少女終末旅行をイメージする人もいるでしょう。

「ぼくとねこ」はそのどちらとも違う、おそらくはコロナ禍を経なければ生まれなかったであろう新しいポストアポカリプス作品と言うことができるかもしれません。

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