アメリカの制裁でまともにプロセッサの供給を受けることができず、窮地に立たされているHuaweiに味方が現れた……のかもしれません。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、クアルコムの「Snapdragon」シリーズなどの製造を手がけている世界最大級の半導体メーカーという側面もあるSamsungが新たにHuaweiを顧客に加える可能性が浮上しているそうです。
Samsungが手がける可能性が取りざたされているのは、Huawei向けの「Kirin 9000L」と呼ばれる5nmプロセスを用いたプロセッサ。
すでにリリースされている「Kirin 9000」「Kirin 9000E」と比較してCPUのクロック数が低く、GPUのコア数も削減されたミドルレンジスマホおよびタブレット向けのものになるとのこと。
なお、Huaweiと取引するためにはアメリカ政府から事前の承認を得る必要があるため、実際にリリースされるかどうかは不透明とされています。
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