スマホを見ながら歩いていて転ぶ、池に落ちる、穴にハマる、そんなオモシロ動画を見たり、実体験した人も多いはず。
そうした危険を事前に検知できる第三の目が開発されました。詳細は以下から。
ロイヤル・カレッジ・オブ・アートのMinwook Paengさんが開発したのは、おでこに貼り付けられるウェアラブルデバイス。見た目は機械でできた目玉ですが、内部には小型スピーカーとジャイロセンサー、超音波センサーを内蔵しています。
利用者が歩きスマホのためにうつむくとジャイロセンサーがそれ感知して超音波センサーが稼働。前方に障害物を検知するとブザーで警告します。
これを装着していれば、歩きスマホをしていても障害物にぶつかることなく危険を回避できる…ことになります。使っている動画は以下から。
ただしお気づきのように障害物ではない穴や池は避けられず、センサー外から高速で近づく自動車などへの対応も困難です。
Paengさんは「ウェアラブル第三の目」を作った目的を、この20年で人類を大きく変えた携帯電話が将来人間をさらに変えてゆく可能性を描こうとしたとしています。
さて、将来の私たちは果たしてどんな形でスマホを活用しているのでしょうか。それともまったく別のガジェットに取ってかわられるのでしょうか。
個人的にはこの第三の目からリアルタイム動画をスマホに送って表示できれば安全度が増しそうな気がしますが…。
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