SSDほどの速度は期待できないものの、安価で大容量な記録媒体として今なお主力であり続けるハードディスクが値上がりしました。詳細は以下から。
日本経済新聞社の報道によると、ハードディスクの大口取引価格が3年ぶりに上昇したそうです。
これは世界的な半導体不足で部材の調達価格が上昇したことによるもの。テレワーク用のパソコンなどの需要が増したことも下支えしており、すでに7~9月期の大口需要家向け価格が4~6月期より5%ほど値上がりしたとのこと。
大手価格情報サイト「価格.com」によると8月23日現在、人気1位の6TBモデルHDD「WESTERN DIGITAL WD60EZAZ-RT」は10587円。Amazon.co.jpでも10630円で販売されるなど、非常にコストパフォーマンスが良いモデルですが……
1年間の価格変動グラフはこんな感じ。今年3月に底値を記録して以来、確かにじわじわと上昇トレンドが続いています。
半導体不足の解消に時間がかかる見込みのため、10~12月も値上がりする可能性があるとされているハードディスク。
「欲しい時が買い時」とは言いますが、グラフを見る限り今はやや落ち着いているタイミングのため、買えるうちに買っておくのが吉かもしれません。
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