100年前のリーバイスのジーンズ、地底から「発掘」されてしまう



これが本当のヴィンテージ…なのでしょうか。詳細は以下から。

カリフォルニア州の廃墟となったかつての銀鉱山の街、Cerro Gordoに住んで復興を目指すYouTubeチャンネルGhost Town LivingBrent Underwoodさんは、最新の動画街の心臓部でもあった廃棄された銀鉱山の奥深くを探検。この町の歴史を掘り起こそうとします。



UnderwoodさんはJefferson Chimneyと呼ばれる場所を降下してゆきます。


崩れやすい鉱山を降りてゆく映像自体が非常にスリリングで興味深いもの。当然そこにはトロッコの軌道やパイプなど、当時から残されている設備や道具が転がっています。、


そして探検の果て、Underwoodさんは地底の奥深くで炭鉱が生きていた当時のジーンズを発見します(動画24:25頃から)。


鉱山での労働と長年の風化のためかほとんどが灰色に汚れていますが、確かにジーンズの青い色も見え隠れしています。


ジーンズの老舗として世界的に知られるリーバイスは、ゴールドラッシュのはじまった19世紀半ばからサンフランシスコで港湾や鉱山の労働者向けの作業用パンツの製造を始め、1870年には現在のジーンズの原型が完成していました。

ジーンズにはリーバイスの文字が書かれたリベットが残っていました。1世紀以上前にジーンズを履いた炭鉱労働者がここにいたという生きた足跡です。


動画は以下から。

I Found 100 Year Old Levi’s Down An Abandoned Mine (Finally!) - YouTube


発見されたジーンズは、現在Underwoodさん自身の設立した展示館に保存されています。


私たちがなにげなく目にしている衣服や道具も、気がつけば歴史の一部になっているのかもしれません。

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