半導体不足は2023年以降も続くおそれ、スマホメーカーが淘汰される可能性も



スマホやパソコンなどにとどまらず、自動車や家電業界などあらゆる分野で起きている半導体不足。

「半導体製造装置を作るための半導体がなく、その半導体を作るための半導体もない」という冗談みたいな話まで聞こえる昨今ですが、問題は思いのほか長期化しそうです。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、現在世界規模で断続的に発生している半導体不足が2023年まで続く可能性があることをアナリストが明かしたそうです。

需給が逼迫して素材となるシリコンウェハーのコスト高騰を受け、一部の企業はウェハーが少なくても済むようチップを再設計していますが、それでも状況が改善する気配は無く、今後もすべての人に影響を及ぼす見込みとのこと。

半導体が不足している主な理由に「需要」「製品サイクル」「優先度」の3つがあり、具体的には世界的な新型コロナウイルス感染拡大でテレワークなどの在宅需要が増えたことや、新しいiPhoneなどの製品サイクルに起因するものが該当。

そして最も大きな問題が「優先度」で、供給が限られている場合にTSMCやIntelといった製造メーカー(ファウンドリ)が、AppleやSamsungといった大口顧客を優先することで、半導体不足を悪化させています。

また、ファウンドリが半導体の供給先を選別してしまうと、中小規模のスマホメーカーなどが満足に調達できずに淘汰されてしまうおそれも。

かつてCPUを調達できず、発売1ヶ月で公式ページから消滅してしまったシャープの「AQUOS PHONE ZETA SH-09D」のように、スマホを製造したくてもできない事態に陥る可能性があるわけです。


ちなみに現在の半導体不足が緩和された後でも、旺盛な需要は衰えることがない見通し。

新型コロナウイルスの流行はもともとあった半導体の強い需要を一時的に引き上げただけとみられており、本質的な問題解決にはかなりの時間を要するようです。

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