【追記】「3ヶ月で壊れる」シャープの人気格安スマホ「AQUOS sense5G」不具合で大炎上、再起動ループやWi-Fi利用不能でリコール要求も


お手ごろ価格で5Gを楽しめるはずのスマホが、強制的にスマホライフを終了させるシロモノでした。

買ったばかりでトラブル頻発の憂き目に遭ったユーザーの怒りはとどまるところを知らず、「リコールすべき」との声まで上がっています。詳細は以下から。

これが今、悪い意味で話題となっている「AQUOS sense5G」。約5.8インチフルHD+(2280×1080)IGZO液晶ディスプレイにSnapdragon 690、4570mAhの大容量バッテリーを備えた防水防塵耐衝撃仕様のAndroid 11スマホです。

使いやすさとコスパの良さでヒットした「AQUOS sense 3」の約2.4倍にあたる処理能力と5G対応でお手ごろ価格を実現したこともあって、大手価格情報サイト「価格.com」でランキング9位になるほどの人気機種に。

しかしレビューおよびクチコミ欄は大荒れで、ざっくりまとめてみると以下のような報告があります。

<ドコモ版>
・購入4ヶ月目にして再起動を繰り返し、起動しない事態に陥った
・突然電源が落ち、入れ直しても「docomo 5G」のロゴが出るだけでまたすぐ落ちる
・修理から返ってきても再び同じ症状に悩まされる
・故障と認めてもらえないケースも
・Wi-Fiが途切れる以外にフリーズやレスポンスの不具合も
・修理代は4万円弱

<ソフトバンク版>
・再起動が無限ループしWi-Fiまで全く使えず
・無限再起動に陥り、データが消えてしまった
・購入1日で不具合が出たケースも

<SIMフリー版>
・ゲームをプレイしないライトユーザーでも購入3ヶ月で再起動、フリーズの嵐

このほかにも「二度とシャープ製品は購入しないです」とまで言い切り、リコールを求めるユーザーまで出ている状況です。

※株式会社カカクコムからの要請により、記事内容を更新しました。

・9/7 11:55追記
実際不具合に見舞われているユーザーなどから、Buzzap!の記事に反響が寄せられています。

すぐ熱を持ってまともに使えない」という報告まである始末。

故障の予兆かと思わせるような報告もあります。

なお、すぐ熱を持ってまともに動かなくなるのは編集部員が使っている「AQUOS zero2」でも起きるケース。

ゲーミングスマホなのにゲームを起動するとすぐ排熱が追いつかなくなり、動作はガクガク&瞬く間にバッテリー残量が消えて使い物にならないことが多々あります。

他のタスクや「ハイレスポンスモード」なども切り、輝度を最低に下げた状態でも改善されない上、カメラの画質も非常に厳しいことから『薄型軽量なコンテンツビューアー』程度にしか使えません。

・次の記事
【独自】3ヶ月で壊れる格安スマホ「AQUOS sense5G」不具合をシャープが認めて謝罪、再起動ループやWi-Fi利用不能は製造上の問題で要修理など不安要素も多数 | Buzzap!

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