「恋人から性的に求められること」男性にとってめちゃくちゃ重要でした



伝統的に、性に関しては主体的に求める側とされてきた男性ですが、実は求められることが予想以上に重要でした。詳細は以下から。

ジャーナル「Journal of Sex & Marital Therapy」に発表された最新の研究によると、多くの異性愛者の男性が女性パートナーから性的に求められることを重要だと考えているとのこと。


研究を主導したSarah Hunter Murrayさんは、18歳から65歳までのパートナーのいる異性愛者の男性300人に自由形式で質問を実施しました。

被験者らのパートナーとの付き合いの長さは7ヶ月から45年と多種多様。彼らはパートナーから性的に求められることがどれほど重要か、そして彼らが「もっと求められている」と感じるためにパートナーにできることがあるかを問われます。

その中で、実に95%がパートナーに性的に求められることが重要だと回答。その中でも58%が「とても重要」とし、20%は「極めて重要」、さらに8%は「何よりも重要」と強調しました。

パートナーが何をしてくれた時に性的に求められていると感じるかとの問いには、41%が「言葉で自分の魅力を伝えてくれた時」と答え、31%が「身体を触ってくれた時」、28%が「自分からセックスを求めた時」、19%が「セックスの間に興奮してくれた時」と答えています。


また、88%の男性が「もっと性的に求められていると感じさせてほしい」と思っていることが判明。

その中で約半数の49%が「セックスの際にもっと主体的にリードしてほしい」と願っており、17%が「もっとセックスに誘ってほしい」、15%が「セックスで自分がしてほしいことをもっと明確に伝えてほしい」、14%が「もっと自分に性的関心を持ってほしい」と願っていました。


Murrayさんは男性がパートナーへの性に関する望みを語る時、性的である以上にロマンティックなものを求めていると指摘します。

そして恋愛やセックスでは男性が求め、主導的であるという「常識」とはうらはらに、男性もパートナーに主導的であったり情熱的であることを求めていることが示されています。

これまで男女それぞれのジェンダーに求められてきた役割はまったく違っており、そぐわなければ「男らしくない」「女らしくない」と押さえつけられることも少なくありませんでした。

愛しあうふたりだからこそ、自分がどうしたいのか、どうされたいのか、言葉にしてしっかり話し合ってみると新しい関係にたどり着けるかもしれません。

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