iPhone 14は「鬱」「認知機能の低下」を検知か、メンタル含めた健康面に注力
大坂なおみ選手が自身の鬱について公に告白するなど、広くメンタルヘルスが注目される中、Appleが心身の健康をスマホでチェックしようとする興味深い試みを進めているようです。詳細は以下から。
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海外メディアの報道によると、AppleがiPhone 14に鬱や不安、認知機能の低下などを検知できる機能を搭載するそうです。
Appleはこれらを検知するために、ユーザーの移動状況や身体活動、睡眠パターン、タイピングの動作などのデータを分類・整理してアルゴリズムをつくり、より信頼性の高い健康状態のチェックに役立てたい考えです。
スマートウォッチではすでに健康管理機能の実装が進んでいますが、AppleはiPhone 14にこれらの検知機能を搭載させるつもりだとのこと。
実際の影響が出る前に心身の不調をスマホからチェックできれば、予防や早期の治療につながるチャンスも増えることになります。働き盛り世代の自己管理はもちろん、高齢の親に持ってもらい、日々の認知機能などのチェックにといった使い方もできそうです。
なおこうしたデータは機微なプライバシーに当たるため、Appleはセキュリティを考慮してスマホ上で検知を完結させ、データの取得は行わないとしています。
現在Appleはカリフォルニア大学ロサンゼルス校やバイオジェン社と協力関係にあり、機微なデータを用いてユーザーのメンタル面の問題を調べる方法を研究しています。
その中ではユーザーの表情や話し方、歩くペースや頻度、睡眠パターン、心拍数や呼吸量、さらにはタイピングの早さや打ち間違いの数、入力内容までが分析対象となるとのこと。
Appleは健康分野への投資を増加させており、Apple Watchに関わる医療関連チームの規模は大きく拡大。加えて医療技術企業などからのリクルートも活発化していることを考えると、これらの検知機能がiPhone 14に搭載される可能性は十分ありそうです。
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