iPhone 13は思った以上にユーザーの関心を引きつけられていないようです。詳細は以下から。
◆iPhone 13購入予定、わずか2割に
Appleのお膝元、アメリカの調査会社「SellCell」がiPhoneユーザー5000人を対象に行った調査によると、iPhone 13を買う予定があるユーザーは全体の23.2%にとどまるそうです。
これは43.8%が購入する意向を示した2ヶ月前の調査と比較して、実に20.5%も低い数字。iPhone 13が代わり映えしないと感じたユーザーの多さを物語っています。
iPhone 13シリーズを「全くワクワクしない」「あまりワクワクしない」と答えたユーザーは64.1%と全体の3分の2。上記の結果を裏付けています。
◆不人気すぎるiPhone 13 mini、Proシリーズの120Hzディスプレイが注目
また、iPhone 13を購入する予定のユーザーが注目しているのは「iPhone 13 Pro」ないし「iPhone 13 Pro Max」でその数なんと68.8%。miniを求める層は9.4%しかいません。
気になる機能はProシリーズに採用された「120Hzのディスプレイ(34.1%)」で、次に「より長いバッテリー寿命(25.3%)」がランクインしています。
◆購入を見送った理由は?
一方、iPhone 13を見送った最も大きな理由としてユーザーが挙げているのは「Touch IDがないから(29.3%)」というもの。
次に買う予定の機種は「iPhone 14(36.8%)」で、「2年以内に機種変更しない(32.3%)」もかなりの数に。つまり大多数のユーザーがiPhone 13を見送り、iPhone 14以降を待っていることになります。
なお、もしAndroidに乗り換える場合「Pixel(45.1%)」「Galaxy(41.8%)」の2択に。なんと「OnePlus」が3位にランクインしています。
国内の小売関係者も「代わり映えしない」「売れ行きに勢いがない」と筆者に述べていたiPhone 13。
「iPhoneユーザーでさえiPhone 14以降を待つ」という結果が出たのは非常に興味深いことかもしれません。
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