さすがに狭いような気もしますが、300万円で家が建つ選択肢が生まれました。詳細は以下から。
日経新聞社によると、3Dプリンター製の格安物件が2022年にも販売開始となるそうです。
セレンディクス社は2021年11月中旬に3Dプリンター製の球体住宅「スフィア」を試作。「マイカーと同じように、マイホームを買い替えられる時代をつくる」として22年1月に企業向けに、同年夏には個人向けにも販売するとのことです。
スフィアは建築基準法の対象外となる床面積10平米以下を想定し、コンクリートなどで外壁や床を形成。耐震性は「ジオデシック・ドーム」と呼ばれる球体構造を参考にしており、強風などの災害にも強いとのこと。
3Dプリント自体は24時間で完成し、電気設備は人力施工ながら全体の作業は計3日間で完了します。
人件費や建材の物流費を減らすことで、このサイズでは300万円程度から建てられ、30年ともされる住宅ローンがゼロ、もしくは5年にまで短縮できるとしています。
デジタル技術を建築に 多様なニーズに3Dプリンターが応える - YouTube
ただし別途土地の購入が必要なため、都市部で建てると総額は膨らみそう。地方で余っている土地に建てるのが現実的かもしれません。
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