「半導体を用いたありとあらゆる製品が値上がりする」と考えたほうが良さそうです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、クアルコムなどのメーカー各社から半導体の製造を受託しているSamsungが、価格を大幅に引き上げる方針だそうです。
具体的には約15~20%引き上げられるとのことで、もともと単価の高い最先端の製造プロセスでなく、古い製造プロセスで作られた半導体が顕著に値上がりするとのこと。
今年の下半期から新しい価格設定が適用されるほか、すでに一部のクライアントと交渉が済んでいることを業界関係者は明かしています。
なお、同社の半導体受注生産価格は近年安定していましたが、化学薬品、ガス、シリコンウェハ、製造機器、建設資材など、あらゆる製造コストが約20~30%上昇したことやウクライナでの戦争、中国でのロックダウンといった多くの要因が複合的に絡み合ったことが引き上げの原因に。
Samsungと合わせて世界の半導体シェア3分の2以上を占める台湾TSMCも引き上げを決定しているため、スマホや自動車、ゲーム機をはじめとした製品が大きく値上がりすることは避けられないようです。
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