一時代を築いた液晶ディスプレイですが、採算が取れなくなりつつあるようです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、Samsungは6月いっぱいで液晶ディスプレイの生産を終了するそうです。
これは液晶の市場価値下落を受けてのもの。アメリカの調査会社DSCCによると、2014年1月での平均価格指数を100とした場合、今年4月時点で41.5にまで暴落。まだまだ下げ止まる気配はなく、9月には36.6まで低下するとされています。
中国や台湾メーカーとの過当競争に陥ることは避けられず、事業環境の急速な悪化が見込まれるため、予定を前倒して液晶ディスプレイ事業を終わらせることになったようです。
生産終了により浮いたリソースは今後、スマホ業界で高い需要のある有機ELや次世代の量子ドットディスプレイに向けると見られています。
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