ファーウェイが下り最大10Gbpsの「5.5G(5G-Advanced)」推進、超高速通信や超低遅延のほか高精度測位も


アメリカの制裁を受けてなお研究開発に莫大な投資を続けるHuaweiが、5Gの通信速度を飛躍的に引き上げます。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、HuaweiやChina Mobileが「5G-Advanced」の新機能および産業開発ホワイトペーパーを共同でリリースしたそうです。

5G-AdvancedはHuaweiが提案していた「5.5G」と同じもので、下り最大10Gbps、上り最大1Gbpsの超高速通信はもちろんミリ秒レベルの低遅延、低コストのIoTデバイス実現、高精度の測位など、ネットワーク接続を超えた機能までサポートするとのこと。

3GPPのリリース18で仕様が策定される予定で、商用化にはまだ時間がかかるとみられますが、通信速度だけでなく通信容量が大幅に引き上げられることでレベル4の自動運転をはじめとした技術革新の実現に寄与することとなりそうです。

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