2021年にスマホ事業から撤退したLGと、Appleが手を組むことになるのでしょうか。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、LGは4月にAppleを含む2社から特許ライセンス料として8900億ウォン(約900億円)を受け取り、Appleはそのうちの8000億ウォン以上を支払ったそうです。
このことから、LGとAppleは最長10年の長期特許使用契約を締結した可能性が高く、今回の特許には標準規格を使用する上で必須となる「標準必須特許」が多く含まれている可能性が高いとのこと。
LGはスマートフォン事業から撤退したものの、LG InnotekやLG Displayといった他の関連会社は、それぞれカメラモジュールやディスプレイをiPhoneに供給し続けています。
かつて回転型2画面スマホ「LG WING」や、巻きとり式有機EL搭載スマホ「LG rollable」のような機種も開発していたLG。
最近では「Galaxy Z Fold」や「Xiaomi MIX Fold」、「Pixel Fold」など各社が折りたたみスマホの新機種をリリース。またSamsungは巻きとり式有機ELスマホを開発中というニュースもあり、スマホの新しいアプローチとなる新機種の開発も各社で進んでいます。
Appleと特許契約を結ぶことで、LGの技術がApple製品に反映される日が来るのでしょうか。
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