高齢者の大半が「きっかけがあればスマホを持ちたい」と考えていることが明らかに



「シニア世代はスマホを使いたくない」「ガラケーで十分」

そう思っている人ほど認識を改めるべきかもしれません。詳細は以下から。

NTTドコモの企業内研究所である「モバイル社会研究所」の発表によると、スマホを所持していないシニア世代の4人に3人が「きっかけがあればスマホを持ちたい」と考えているそうです。

これは同研究所が今年1月に行った60~79歳のスマホ所有率についての調査で、スマホ未所有だった協力者に対し今後スマホを所有する意向があるか再調査した結果によるもの。

それによると、ケータイ使用者の8割超、ケータイ未所有でも5割超が「スマホをきっかけがあれば所有したい」と回答したとのこと。


また、年代別にみると60代がやや高い傾向に。


さらに、地域活動などに積極的に参加しているシニア世代のなんと95%が「きっかけがあれば所有する」と回答。連絡ツールとしての有用性が認められつつあるようです。


最後にスマホ所有の意向がある協力者にどのようなきっかけがあれば考えるか調査したところ、「3Gサービス終了時点」「今のケータイが使えなくなった時」「価格が安ければ」が上位になったとされています。


なお、3Gサービスはauでは既に終了しており、続いて2024年にソフトバンクが、2026年にドコモでも終了予定。

モバイル社会研究所は今後もシニア層がどのようにスマホに移り変わっていくか、調査を続けていくとしています。

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