ソニーが独自のにおい制御技術「Tensor Valve」とにおい提示装置「NOS-DX1000」を発表

ソニーがにおいの研究に役立つ新技術の発表会を開催しました。詳細は以下から。


◆レビュー記事
【速報】ソニー「NOS-DX1000」速攻レビュー、どこでも正確な嗅覚測定ができて認知症などの早期発見も期待される画期的装置 | Buzzap!

◆発表会の様子
ソニー新規ビジネス・技術開発本部副本部長の櫨本修より「嗅覚事業」についての方針が説明されていました。

ソニーの2022年度における経営方針にもあった「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」というPurpose(存在意義)。

「人と人を繋ぐ」事業の1つ、エンタテインメント・テクノロジー&サービス事業の一環であるようです。

嗅覚の可能性について。本能、感情、記憶にダイレクトに影響を与えるものであるとのこと。

視覚と聴覚に加え、新たに嗅覚に関するテクノロジーにより価値提供を目指すようです。

今後、ソニーの嗅覚テクノロジーを他社のサービス・コンテンツと連携させる狙いも。

今回の核となる「TENSOR VALVE」を手に持ったところ。かなり小型です。

TENSOR VALVEが組み込まれた「NOS-DX1000」。こちらも持ち運びが簡単なサイズとなっています。

認知症やパーキンソン病では発症前から嗅覚低下が起こるため、嗅覚の測定は医療分野で高いニーズが期待できるとのこと。

今まで扱いが難しかった「におい」を簡単に使えるという、新しい価値をソニーが提供します。

NOS-DX1000の説明。特別な部屋も必要とせずどこでも使える、アプリで手や服を汚すことなく簡単に操作できるといった特徴があります。



既に第一薬品産業会社とパートナーシップも組まれており、今後ユーザーの声を聞きながらさらにサービス向上を目指すとしています。

発売予定は2023年春で、後に控える学会での展示も予定。

さらに今後、視力測定のように嗅覚測定を身近なものにするため、保険適用とすることも目指すようです。

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