「Pixel 7」「Pixel 7 Pro」「Pixel Watch」正式発表、「Pixel Tablet」はドック付きで2023年登場に


Googleが「Pixel 7」「Pixel 7 Pro」「Pixel Watch」などの新機種の発表会を開催しました。詳細は以下から。

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◆発表会の様子

・オープニング
まずはムービーが上映。コロナ禍の環境でPixelデバイスシリーズを使って遠距離でセッションの練習をする人々が描かれます。

ぼやけた写真を鮮明にしたり、写真から風景を消したり、カメラレンズに映すだけで翻訳したり。また休むべきか運動するべきかの判断なども、Pixelデバイスでは可能。AI+Android+Google Tensorの組み合わせによるポートフォリオを示していくようです。

・デザインとサステナビリティ
まずはPixelデバイス全体のデザインから。毎日使用するものなので基本は丸みを帯びたデザインながら、ハードウェアごとに色合いや質感にこだわっているとのこと。

ハードウェアとソフトウェアのデザインを融合させ、ユーザーごとに好みの配色や写真に合わせてUI全体を変える「Material You」技術でエクスペリエンスが向上。

また環境への影響を考慮。2030年までにすべての業務でのカーボンフリーエネルギー100%を目標に。また今回紹介する製品はすべてリサイクル素材で作られているとのこと。

・プライバシーとセキュリティ
Pixel 7では、なんと5年間の保証付きセキュリティアップデートが提供。

また、今年後半にGoogle独自の仮想プライベートネットワーク(VPN)が追加料金なしで利用できるように。

そうしたセキュリティとプライバシーの通知場所も統一され、ますますユーザーが管理しやすくなります。

・Pixel 7とPixel 7 Proについて
まずは機能の紹介から。常時表示ディスプレイやNight Sightや天体写真の撮影、自動車衝突検出などはPixelの初期から実装。

Pixelのモットーはソフトウェア定義、つまり既存のスマートフォンをアップデートで機能実装することで、Pixelを長く使い続けられることを大事に。

そしていよいよ「Pixel 7」の紹介。



部品と構造を簡素化し、洗練された独特のスマートフォンを実現しています。

そして「Pixel 7 Pro」も。


Google Tensor G2には専用の「TPU」が含まれており機械学習が従来より最大60%速く、最大20%も効率化。

カメラ性能も向上し、肌の色が濃い人が不自然にレンダリングされてしまう問題を解決した「Real Tone」もさらに進化。

また「Pixel Guided Frame」で、顔の動きを読み取って目の不自由な人向けの自撮り音声ガイドも。

そして驚くべきは「顔のぼかし解除機能」。Tensor G2の機械学習機能で昔の写真のぼやけやノイズが取れるように。これはすごい。

あらゆる機能が詰め込まれたGoogle Pixel 7/7 Pro。

Pixel 7は599ドル、Pixel 7 Proは899ドルから販売です。

・Google Pixel Watch
スマートウォッチの先駆けであるFitbitと協力して作り上げられたGoogle Pixel Watch。

Google Home、YouTube Music、Google フォト、Gmail、Google ウォレット、Googleマップ、Googleアシスタントなど、あらゆるGoogleサービスと連携。

また、Fitbitの技術で毎秒正確な心拍数を測定することが可能に。他のスマートウォッチの追随を許さないほど。

その心拍数データを中心に、睡眠の質を向上させたり運動のパフォーマンスを高めることも。

そしてPixel Watchには無料で6ヶ月分のFitbit Premiumが付いてきます。健康のためのさまざまなサービスが使い放題。

そんな生活の質向上にぴったりのPixel Watchは349ドルから。今ならYouTube Music Premiumも3ヶ月分無料です。

・Google Pixelタブレット
Googleが意識したのは、すべての人が使えるタブレットであること。そしてタブレットは、家では使わない時間の方が多いという問題点がありました。

そこで考え出されたのが、スピーカー充電ドック。簡単にドッキングとドッキング解除ができるようマグネットで接続されます。

スピーカーから音楽を流したり、Googleアシスタントの使用やホームデバイスの操作も可能。

ドッキングしている間はGoogleフォトと同期してお気に入りの写真を見ることも。

Googleタブレットは2023年にお目見え予定です。

・ベター・トゥギャザー
Pixelファミリーが勢ぞろいしたことで、製品の組み合わせでどのような体験ができるのかをまとめています。

まずは「Fast Pair」。対応デバイスであればPixelと一瞬で同期が完了します。

PixelがWi-fiに接続すると、Pixel Watchも自動的に同じネットワークに接続。

スマホを無くしたときにも、Pixel WatchからGoogleアシスタントで話しかけることで解決します。

スマホで動画を見ているときに、ワンタッチでテレビ画面に移行することも。

もっと大きなクロスデバイスも。Pixel 7でグループ自撮りをする際に、Pixel Watchで画面を見ながらシャッターを切ることができます。

そしてそれをPixel Tabletで編集。自動でGoogleフォトに保存され、機械学習で大事なショットだけをピックアップして時計の文字盤やタブレット、Google TVで表示できます。

スマートホームのデバイスをPixelに集約すれば、電気を消したか、鍵をかけたかどうかも一目で確認。荷物が来たかも分かります。

必要なときに、必要なものを。Pixelシリーズによって描かれるポートフォリオは、人生を底上げするものかもしれません。

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