Appleが「自社製ディスプレイ」製造か、microLEDをiPhoneやApple Watchに採用でサムスンやBOEが不要になる可能性も



Appleが有機ELディスプレイに代わる新ディスプレイの自社開発に乗り出すようです。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、Appleは、早ければ2024年にもiPhoneやApple Watchに自社製のディスプレイを採用することを計画しているそうです。

これは現在主流の液晶や有機ELに次ぐ第3の方式とも呼ばれる「microLED」技術を使ったディスプレイを採用したもので、同社は2014年からスタートアップ企業「LuxVue」を買収し開発を続けていたとのこと。

microLEDディスプレイは、現行のApple Watchと比較して明るさと鮮やかさが増すほか、斜め方向からの視認性を向上させるよう設計されており、まず「Apple Watch Ultra」の次世代版でテストを行った後で最終的にiPhoneなどの製品への導入が予定されているそう。

同社は現在SamsungやLGに加え、ジャパンディスプレイ、シャープ、BOEなど様々なメーカーからディスプレイを調達しています。

また「iPhone 15」シリーズ向けの有機ELディスプレイ製造においては、7割近くをBOEが受注したことでサムスンとのシェアを奪い合う形に

そうした中でAppleがサプライチェーンへの依存度を下げ、多くの部品を内製化することになれば、そうした争いに終止符が打たれることになります。

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