一時期AppleやSamsungと真っ向から勝負できるほどに成長したものの、アメリカによる過酷な制裁でスマホ市場からほぼ姿を消してしまったHuawei。
「どうやって生き残っていくのか」が取りざたされてばかりだった同社が、ついに表舞台に返り咲く時がやってきたかも知れません。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、Huaweiが世界最大級の携帯電話関連の展示会「MWC 2023」への参加を決定したそうです。
MWC 2023ではライカとの6年間の技術提携を経て作り上げられた独自の写真処理技術「XMAGE」の次世代版や、クアルコムの最新プロセッサ「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載した最新スマホ「Huawei P60」ないし「Huawei Mate X3」を発表する見込みとのこと。
また、最新スマホにはAndroidを使えなくなった同社が開発した独自OSの最新版「HarmonyOS 3.1」が採用されるとみられています。
2020年に世界シェア1位に上り詰めたにもかかわらず、アメリカの制裁で加速度的な規模縮小を余儀なくされたHuaweiのスマホ事業。
しかし過酷な制裁の中、元々の強みであったイメージング技術が昇華され、誰もがなし得なかった「第3のモバイルOS」の地位をHarmonyOSが確立したことは特筆に値します。
そのような経緯を経て晴れ舞台へと帰還することになったHuaweiだけに、注目を集めることとなりそうです。
・関連記事
ファーウェイに1700億円を超える特許収入、サムスンなどに5G技術提供でスマホ減収をカバーしていることが明らかに | Buzzap!
ファーウェイ「HarmonyOS」世界最速で普及、『第3のOS』の地位を確立してしまう | Buzzap!
ファーウェイまさかの快挙、今なおスマホのユーザー数が世界一であることが明らかに | Buzzap!
ファーウェイCEO「制裁が無ければ我々はAppleと世界を二分し、サムスンはその他扱いだった」 | Buzzap!