ソニーの電気自動車にサムスン製プロセッサ搭載か、スマホ競合2社が協業しAppleやXiaomiに対抗へ



スマホ向けイメージセンサー市場において競合にあたるソニーとSamsungが協力し、電気自動車事業に取り組むようです。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、ソニーの経営陣がSamsungの平澤工場を訪れ、事業協力に関する会談を行うそうです。

これは電気自動車向けの半導体もしくはイメージセンサーに関する交渉とみられており、今年1月にソニーがホンダと合同で発表した電気自動車の車載プロセッサにおいてSamsungと協力するとみられています。

そもそもソニーとSamsungは、スマホ向けイメージセンサー事業において1位と2位のシェアを争う競合関係。

一方のソニーは、2015年から車載カメライメージセンサーを量産し、自動運転およびADAS(先進運転支援システム)の開発を推進しているとのこと。

またSamsungもイメージセンサーのほか自動車向け半導体を開発しており、2025年までに4nmプロセスの導入を計画しています。

近年では、XiaomiやAppleなどスマホ関連企業が次なる市場として続々と参入を計画する電気自動車産業。そんな中、競合にあたるソニーとSamsungが協力して他社を得意な分野で圧倒することができれば、EV市場においてを大きな存在感を放つことも期待できそうです。

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