開発中止の報道から一転、再び開発が進められることとなった新型iPhone SE。
ようやく4.7インチ液晶ディスプレイの呪縛から解き放たれるようです。詳細は以下から。
韓国メディア「The Elec」の報道によると、2024年発売予定の「iPhone SE(第4世代)」には有機ELディスプレイが搭載されるそうです。
供給元はiPhone 15シリーズ向け有機ELディスプレイを受注し損ねた中国BOEで、年間2000万枚規模の生産量になるとのこと。
また、新型iPhone SEは製造コストを削減するためにiPhone 14などと同じLTPS技術を採用した6.1インチパネル(原価40ドル程度)を搭載する見通し。
可変リフレッシュレートや低消費電力を実現するLTPO技術を採用したiPhone 14 Pro Max向けの6.7インチパネル(同100ドル程度)の半分以下のコストで済むとされています。
Dynamic Island用の加工が上手くいかずに失注を招いたBOEに比較的製造しやすく安価なパネルを発注することで、Appleが中国政府から不興を買わなくて済むなどの打算もあるとされる新型iPhone SEの有機ELディスプレイ。
画面が一気に大型化して表示品質も上がるのであれば使い勝手が大きく向上するだけに、大きく注目を集めることとなりそうです。
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