「アップル税」ついに撤廃へ、iOS 17から外部ストア導入でApp Storeの独占崩れる



Appleが、今まで行っていなかったApp Store以外でのアプリダウンロードを「iOS 17」から開放することが確実視されています。

決済時にかかっていた手数料、いわゆる「Apple税」も回避できるようになるほか、アプリ内購入もさらに便利になりそうです。詳細は以下から。

ブルームバーグ紙の記者Mark Gurman氏の報道によると、Appleは6月に発表とみられる「iOS 17」にて、公式ストア以外からでもアプリをダウンロードできるようにするそうです。

これは、EUの法改正により、Appleが2024年までにアプリストア外からでもアプリをインストールできる「サイドローディング」を義務づけられていることを受けたもの。

iOS 17では新機能などが提供される可能性は低いものの、そのかわりに発表を盛り上げるものとしてサイドローディングが解禁されるとしています。

外部ストアが使えるようになれば、App Storeでの決済にかかっていた15%から30%の手数料、いわゆる「Apple税」も回避できるようになります。

反面、Appleの審査を受けていないアプリを許可することでウィルスやマルウェアなどの危険にさらされるおそれもあり、少しずつの解禁になるとみられるiOS 17でのサイドローディング。

ただ、Amazonの「Kindle」や「Prime Video」など、Apple税を回避するためにわざわざアプリ内での購入ができなくなっていたものも解放されることになるため、コンテンツも断然買いやすくなりそうです。

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