一時期は自社製スマホへの搭載を見送ってまで開発が続けられていたとされるSamsung独自プロセッサ「Exynos 2400」。
性能がお世辞もいいとは言えなかったExynos 2200から、飛躍的な進化を果たしたようです。詳細は以下から。
最新スマホに関する確度の高いリーク情報を数多く発信するコナー氏の投稿によると、「Exynos 2400」が「Snapdragon 8 Gen 3」を上回るスコアを出したそうです。
これはベンチマークアプリ「Geekbench」で行われたもので、グラフィックAPI「Vulkan」上でのテストによる結果とのこと。
GPUに「Adreno 750」を採用したSnapdragon 8 Gen 3のスコアは12946にとどまる一方、「Xclipse 940」を搭載するExynos 2400は7%上回る13858をたたき出したとされています。
もちろん両方のプロセッサはまだ未発表であるほか、Snapdragon 8 Gen 3は現在2つのバージョンが開発中とされているなど、今後仕様が変わることも十分考えられるものの、この数字は大きな快挙。
現状ではGalaxy S24に搭載される可能性もあるExynos 2400。もしこの性能が事実なら、来年のAndroidスマホの勢力図が激変することも有り得そうです。
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