「Galaxy向け新プロセッサ」グラフィック性能や電力効率が劇的向上か、AMDと契約延長で打倒Snapdragonへ



かねてよりiPhoneやクアルコムのSnapdragonに対抗すべく、独自プロセッサを開発中と報じられていたSamsung。

AMDとの共同開発により、「Galaxy S24」以降のプロセッサ性能が大きく躍進するかもしれません。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、同社はAMDと自社製プロセッサ「Exynos」の共同開発を継続するそうです。

これはSamsungおよびAMDが、複数年のパートナーシップ延長契約を結んだと明らかにしたことによるもの。

SamsungとAMDは2019年から「Exynos 2200」プロセッサを共同開発するなど協力関係を継続してきましたが、今後のExynosにも「AMD Radeon」の技術が採用され、パソコンレベルのグラフィック性能と、さらなる低消費電力を実現するとしています。

また、韓国の技術フォーラムによると、Galaxy S24に採用されると報じられたSamsungの「Exynos 2400」プロセッサにはAMDと共同開発のGPU「Xclipse X940(仮名)」が搭載されるとのこと。

これはRyzen 6000内蔵GPU「Radeon 680M」ベースで6基のWGP(12基のCU)を搭載し、ハードウェアレベルのレイトレーシングに対応するもので、このスペックが確かなら同じRadeonベースであるクアルコムのAdreno GPUをはるかに凌駕する性能となります。

さらにAMDのGPUはExynos 1380などのミドルレンジスマホ向けプロセッサの後継機にまで採用される可能性があるとしており、すべてのGalaxyシリーズでグラフィックと電力効率の性能面が劇的に向上することになるかもしれません。

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