たとえ防水性能付きのスマホだったとしても、誤って水没した場合に影響を受けやすいのがスピーカー。
とっさの事故が起きてしまった時に備えて、スピーカーの水抜きやクリーニングの方法をチェックしておくといいかもしれません。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、水没して動かなくなったスマホのスピーカーを修理に出す前に試すべき手順があるそうです。
まず、最初に行うのは電源を切って完全に乾燥させること。その後、以下の手順を試すことが推奨されています。
1.スピーカーの穴(グリル)を掃除する
スピーカーグリルの汚れや詰まりにより音が正常に出なくなることがあるため、綿棒や歯ブラシで汚れやゴミをやさしく取り除くことが必要です。
2.スピーカーグリルに息を吹き込む
内部にまで水や汚れが詰まっている場合があるため、スピーカーグリルに息を吹き込むことで取り除ける場合があります。
3.エアダスターを使う
息を吹き込んでも効果がない場合は、より強力なエアダスターを使うことで内部に詰まった水を吹き飛ばすことができるかもしれません。
4.特定の周波数でサウンドファイルを再生する
スピーカーから特定の周波数の音声ファイルを再生することで、スピーカーの内部に詰まった水分などを取り除くことができます。できるだけ大音量で何度も再生することで高い効果が期待できるそうです。
なお、スピーカーのメンテナンスに使う動画などはネット上で数多く公開されています。
5.修理に持ち込む
上記のすべてを試してもスピーカーが機能しない場合には、スマホをメーカーなどの修理に出す覚悟が必要かもしれません。
なお、スピーカーが濡れるのを防ぐ最善の方法は、そもそもスマホを濡らさないようにすること。
お風呂やアウトドアでスマホを使用する場合には防水ケースに入れるなど、これらの情報が活用される機会を作らないことが一番と言えそうです。
・関連記事
やってはいけない充電3選、意外に知らないスマホのバッテリーを長持ちさせる方法 | Buzzap!
「高温で充電は絶対にNG」iPhoneのバッテリー寿命を長持ちさせる最良の方法をAppleが公開、ケースにも要注意 | Buzzap!
「スマホのデータを盗まれる」公共のUSB充電スポットにセキュリティの重大なリスクがあることが明らかに | Buzzap!