次世代の電池として電気自動車などへの普及が期待される「全固体電池」が、スマホのバッテリー向けに開発されているようです。
実用化すればスマホの電池持ちや安全性がさらに向上することになりそうです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、SamsungがIT製品向けに全固体電池の生産を計画しているそうです。
全固体電池は、電流を発生させる「電解質」を液体ではなく固体にした電池のこと。
リチウムイオン電池と比べて、電解質が液体でないためバッテリーに穴が開いて発火したり液漏れすることがなく安全であるほか、エネルギー密度が上昇することで容量増加も期待できるとしています。
「Galaxy S24 Ultra」には積層構造を採用することで容量が増加した新型リチウムイオン電池を搭載とされているため、Galaxy S25以降にも実用化されるとみられています。
安定性が高いことから扱いやすいため、さらなる小型化や大量生産によるコスト削減も望めそうな全固体電池。
従来より大容量で安全、しかも省スペースなバッテリーを搭載したGalaxyが今後登場することになりそうで、今後の動向に注目が集まります。
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