「Snapdragon 8 Gen 3」性能30%向上、グラフィック大きく強化でゲームが今までより快適に

早ければ11月にも搭載スマホが発売される可能性が浮上した、クアルコムの新型プロセッサ「Snapdragon 8 Gen 3」。

TSMC最先端の3nmプロセスをAppleが独占することで、iPhone 15 Pro(Apple A17)と性能差が大きく開くのではないかと懸念されていますが、思いのほか善戦する見通しであることが明らかになりました。詳細は以下から。


スマホ関連のリーク情報で実績のあるRevegnus氏によると、Snapdragon 8 Gen 3は現行のGen 2と比べてCPU性能がシングルコアで13%、マルチコアで20%向上するそうです。

これはベンチマークアプリ「Geekbench 5」で計測したスコアとのこと。

しかし興味深いのはGPU性能で、なんと製造プロセスが変わらないにもかかわらず、OpenGLベースで30%も向上するとされています。

最適化が進んだTSMCの「N4P」と呼ばれる4nmプロセスで製造されるSnapdragon 8 Gen 3。

製造プロセスの微細化を伴わないにもかかわらず、処理能力が大きく引き上げられることに驚きの声も上がっていますが、電力効率や発熱問題を無視した仕上がりとならないことが強く望まれます。

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