Pixel 7aは「劣化版Tensor G2」搭載、発熱しやすいことが明らかに

「Pixel 7と完全に同性能」というわけではなかったようです。詳細は以下から。


海外メディアの報道によると、Pixel 7aに搭載されているプロセッサ「Tensor G2」はPixel 7やPixel 7 Proに搭載されているものとは仕様が異なるそうです。

これはPixelシリーズに関する情報のリークで知られるKamila Wojciechowska氏が明かしたもので、分かりやすく言うと「Tensor G2の劣化版」とのこと。

具体的にはプロセッサのパッケージング技術が異なり、オリジナルのTensor G2では薄型化などに寄与する高価な「FOPLP-PoP」が採用されている一方、劣化版では安価な「IPOP」が用いられているとされています。

あくまでパッケージング技術が異なるだけであるため、処理能力そのものが大きく変わることはないものの、IPOPでは本体サイズが大きくなるぶん動作温度が上がるとのこと。

おそらく消費電力もわずかに上がっているものとみられますが、ゲームなど高負荷が続くときなどは、少しだけ発熱に気をつけたほうがいいのかもしれません。

思わぬところで製造コスト削減を図っているPixel 7a。実用面での影響はさほど無いとされているだけに、本体価格が安くなったことで得られるメリットの方が大きいと考えて良さそうです。

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