「Pixel 8」120Hz対応や消費電力削減など有機ELディスプレイ大幅改善でiPhone 15対抗へ、ただし品質に不安も



iPhone 14のようなサイズに近づくと目されている新型Pixelのディスプレイについて、更なる詳細が明らかになりました。

前機種で不満の出ていた画面の明るさも改善される上に、リフレッシュレートも大きく強化されますが懸念事項もあるようです。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、「Pixel 8」「Pixel 8 Pro」は有機ELディスプレイが大きく改善されるそうです。

これはGoogle内部の協力者が明かした情報で、具体的には以下のようになるとのこと。比較対象はそれぞれ前機種のPixel 7ないしPixel 7 Proです。

・Pixel 8
画面サイズ:6.3インチ→6.17インチに
解像度:2400×1080で変わらず
PPI:417→427に
最大輝度:1000nit→1400nitに
リフレッシュレート:30/60/90Hz→10/30/60/120Hzに

・Pixel 8 Pro
画面サイズ:6.71インチ→6.7インチに
解像度:3120×1440→2992×1344に
PPI:512→490に
最大輝度:1000nit→1600nitに
リフレッシュレート:30/60/90Hz→5/10/30Hzと60~120Hz可変に

有機ELディスプレイが一気に明るくなり、特に屋外での視認性が向上するほか、最低5Hzまたは10Hzの低リフレッシュレート表示に対応することでバッテリー消費も改善するPixel 8シリーズ。

とりわけ最大120Hzへとリフレッシュレートが引き上げられるPixel 8は、画面サイズこそほぼ同じ6.1インチなものの60Hz止まりとされる「iPhone 15」に対抗したモデルになるようです。

ただし、Pixel 8にはSamsung製だけでなくシリーズで初めてBOE製ディスプレイも採用される予定とのこと。

BOEはiPhone 15のディスプレイ製造においても品質問題が取り沙汰されているだけに、「製造元ガチャ」のような状況にならないことを祈るばかりです。

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