カメラが大幅に刷新され、ソニーの次世代センサーをいち早く搭載するほか、無印にもDynamic Islandが採用されるなど、大きく様変わりするiPhone 15シリーズ。
なんとスマホの使い勝手を大きく左右する「バッテリーの持ち」すら改善される見通しであることが明らかになりました。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、iPhone 15シリーズではバッテリー容量が大きくなるそうです。
これはFoxconnの内部関係者と名乗る人物が明らかにしたもの。各モデルの容量と現行からどれだけ増えるかをまとめるとこんな感じ。なおカッコ内はiPhone 14シリーズから増加した容量です。
・iPhone 15:3877mAh(+598mAh)
・iPhone 15 Plus:4912mAh(+587mAh)
・iPhone 15 Pro:3650mAh(+450mAh)
・iPhone 15 Pro Max:4852mAh(+529mAh)
iPhone 15は18%近く増加したほか、最上位モデルのiPhone 15 Pro Maxに関しては12%大きい4852mAhとなることで、競合機種のGoogleスマホ「Pixel 8 Pro」にも匹敵する稼働時間になるとされています。
信憑性に疑問を挟む声も数多くあるため、眉唾程度に考えておいた方が良さそうですが、ここで見逃してはならないのが、iPhone 15 Pro Maxに搭載される「Apple A17」は3nmプロセスで製造される唯一のプロセッサという点。
4nmプロセスで製造されたApple A16と比較して、消費電力を30%削減しつつ処理能力も18%向上するとみられており、バッテリー容量が大きくなることと合わせて電池持ちの大幅改善が期待されます。
一方、Pixel 8 Proに搭載される「Tensor G3」も、5nmプロセスからシリーズ初の4nmへと微細化されるものの、製造元はSamsung。
いくら改善されたとはいえ、電力効率の良さに定評があるTSMCの、しかもさらに微細化された3nmプロセスと比較すると分が悪いと言わざるを得ません。
たとえバッテリー容量が情報通りではなかったとしても、iPhone 15 Pro Maxの実際の稼働時間が、Pixel 8 Proをはじめ競合する機種をぶっちぎりで抜き去る可能性も大いにありえそうです。
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