新型「iPad Pro(第7世代)」13インチ有機ELで大型化確定へ、可変リフレッシュレート対応でさらに低消費電力に


有機ELディスプレイの搭載により、本体の薄型化や軽量化が期待されている新型iPad Pro。

2017年頃から大きなデザインの刷新はなかったものの、ここにきて使い勝手がさらに向上することになりそうです。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、Appleは来年第1四半期にも、11インチおよび13インチの有機ELディスプレイを搭載した新型iPad Proの生産に入るそうです。

これは現行の12.9インチiPad Pro(第6世代)が6年ぶりに大型化するもので、さらにディスプレイには低リフレッシュレートに対応できる「LTPO(低温多結晶酸化物)」と呼ばれる技術が使われるとのこと。

通常の有機ELディスプレイより消費電力を5~15%ほど減らすことができるほか、最長1秒程度まで同じ画面を書き換えずに表示したままにできるため、主にiPhone 14 Proシリーズの常時オンディスプレイ機能などに活用されています

また、「iOS 17」で搭載予定の、iPhoneやiPadをスマートディスプレイのように使える機能にも対応する見込みで、ウィジェットなどを常時表示できるとみられます。

色再現や電力効率に優れる有機ELディスプレイは、マンガや動画編集などの創作活動ととても相性がよく、広く使える画面や優れた電池持ちによりさらに使い勝手が良くなりそうな新型iPad Pro。

最近では3nmプロセス採用の「M3」搭載とも報じられており、色彩豊かなディスプレイ、低消費電力、そして高い処理性能と3拍子そろったアップグレードが期待できそうです。

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