Androidが「AirTag」に対応、ストーキング防止機能をAppleと共同で展開へ



鍵や財布などに付けるだけでスマホから場所を特定できるようになり、貴重品の紛失や盗難を防げる「AirTag」をはじめとしたスマートタグ。

一方で悪用も後を絶たないことを受けて、企業の垣根を超えた新機能がスマホに搭載されました。詳細は以下から。

Google公式ブログによると、同社は7月27日に、第三者の追跡アクセサリを検知して警告する新機能をAndroidに追加したそうです。

この機能は、「AirTag」など追跡機能を持つスマートタグが、ペアリングしていない状態で無関係のユーザーと移動していた場合に通知を行うというもの。

通知内容には製品情報やどこから追跡していたかという情報も含まれるほか、本体から音を鳴らして設置された場所を見つけやすくする機能もあるようです。

また、追跡を無効にする機能はもちろん、スマートタグにスマホを近づけることで、シリアル番号や電話番号下4桁など本体の所有者に関する情報まで開示されるとのこと。

現在はAirTagのみに対応していますが、サードパーティーのメーカーと協力して将来的には他のトラッカーにも対応し、今年末にもGoogleとAppleで共通したネットワークを構築される予定です。

5月に、GoogleAppleはそれぞれ位置追跡デバイスを対策するための標準規格を共同で作成すると発表していましたが、いち早く実現した形になる今回の取り組み。

一方で、本来の機能の1つである盗難防止に関しては、犯人に解除されてしまうおそれもあるため失われることになりそうです。

日本での同様の被害や、海外で殺人事件に発展したケースなどもあったことで問題の解決は急務でしたが、これからより安全に使えるようになったと言えそうです。

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