「Xperia 5 V」正式発表、Xperia 1 Vと同じ高画質な2層構造センサー搭載も望遠カメラ廃止でクロップズームに


「Xperia 5 V」をソニーが正式発表しました。詳細は以下から。

ソニーのプレスリリースによると、同社は9月中旬以降に「Xperia 5 V」を発売するそうです。

Xperia 5 Vは120Hzのぬるぬる表示に対応した6.1インチフルHD+(2520×1080)有機ELディスプレイと、Snapdragon 8 Gen 2、8GBメモリや128/256GBストレージを搭載しています。

背面カメラは、「Xperia 1 V」と同じ最先端の2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー「Exmor T for mobile」を搭載した4800万画素広角と、1200万画素超広角の2眼構成。

約1.7倍に大型化したことでより多くの光を取り込めるようになり、高感度かつ低ノイズな撮影を実現しているとのこと。

「Xperia 5 IV」と大きく違う点は望遠カメラが廃止されたこと。その代わりに広角カメラの4800万画素部分をクロップして1200万画素の2倍ズームとして撮影できるため、通常のデジタルズームで発生する画質劣化もなくキレイに拡大できるとしています。

Xperia 1 Vで初めて実装された、プロ顔負けの映像を撮れてしまう「S-Cinetone for mobile」機能で場面に応じて好みの色味を設定できるほか、4K HDR 120fpsでの動画撮影や前面カメラでの4K 60fps撮影などにも対応。

AIを活用したぼけ機能も、被写体からの距離に応じた表現ができるそうです。

素材と動画の長さ、音楽などを選択すれば約1分で音楽に合わせた動画を自動編集してくれる「Video Creator」も新搭載。気軽に共有やSNSでの公開もできます。

左右均等に配置された2つの「フルステージステレオスピーカー」で、臨場感のある立体的なサウンドを実現。

動画のフレームごとの輝度や階調をリアルタイムで解析して調整してくれる「リアルタイムHDRドライブ」機能で、明るい環境下でも見やすい映像が楽しめます。

5000mAhバッテリーを搭載し、独自技術で消費電力を約20%削減して長時間駆動を実現。「いたわり充電」で3年後でも最大容量を80%以上維持するとのこと。

独自の放熱対策として、熱拡散シートの体積も40%増加したことで、安定した動作が期待できます。

カラーバリエーションはブラック、プラチナシルバー、ブルーの3色展開です。

・Xperia 5 V
ディスプレイ:6.1インチフルHD+(2520×1080)有機EL、120Hz表示対応
CPU:Snapdragon 8 Gen 2
メモリ:8GB
ストレージ:128/256GB
背面カメラ:1/1.35型2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー「Exmor T for mobile」採用4800万画素広角(24mm、F値1.9)、1200万画素超広角(16mm、F値2.2)、ZEISS Tコーティング
前面カメラ:1200万画素(F値2.0)
バッテリー容量:5000mAh(いたわり充電、ワイヤレス充電対応)
オーディオ:フルエンクロージャー構造ステレオスピーカー
サイズ:68mm×154mm×8.6mm、重量182グラム
その他:3.5mmオーディオ端子、IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth5.3、USB Type-C、防水IPX5/IPX8、防塵IP6X、おサイフケータイ、NFC、指紋認証

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