「Snapdragon 8 Gen 3」3nmと4nm版の2モデルか、同世代で製造プロセスが混在する異例の展開でApple A17 Proを追撃



Appleが3nmプロセスの製造ラインを独占したため、4nmプロセスで製造されるとみられていたクアルコムの新型プロセッサ「Snapdragon 8 Gen 3」。

その製造計画が大きく変わることになるかもしれません。詳細は以下から。

クアルコムのプロセッサに関するリーク情報の実績があるブログgamma0burstの投稿によると、Snapdragon 8 Gen 3には2種類のモデルが存在するそうです。

1つは「N4P」と呼ばれるTSMCの4nmプロセスで製造されたモデルで、もう1つは現行の3nmプロセスよりもコストを抑えた「N3E」と呼ばれる最先端のプロセス技術が採用されるとのこと。

また、両方とも超大型コア「Arm Cortex-X4」とパフォーマンスコア「Cortex A720」、および高効率コアの「Cortex A520」を搭載する構成は変わらないとしています。

無印が登場してから半年ほどあとに「+」として高性能版がリリースされてきた経緯を踏まえると、2024年初夏ごろに3nm版が出る可能性は十分考えられます。

あえて同じ世代内で製造プロセスを切り替えることで、懸念されていた「1年以上の周回遅れ」を避けつつApple A17 Proを追撃するSnapdragon 8 Gen 3。

しかしXperiaはじめ各社のフラッグシップスマホの発売サイクルを踏まえると実装が間に合うとは考えづらいため、あくまで本命は「Snapdragon 8 Gen 4」になってしまいそうです。

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