一部の「iPhone 15 Pro」で本体が高温になると指摘されていた問題への対応に、Appleが早くも動きました。詳細は以下から。
ロイター通信の報道によると、今後のアップデートによってiPhone 15 Proが高温になる問題が改善されるそうです。
Appleは高温になる原因として、「iPhoneをセットアップまたは復元した直後にバックグラウンドで動くタスクの使用率が増えるため」と説明。
加えて「Instagram」や「Uber」、レースゲーム「Asphalt 9」などのサードパーティ製アプリも高温になる原因になるとしており、アプリの開発元と協力して修正にあたるとしています。
また、発熱問題に対処するために意図的に処理性能を低下させるといったアップデートは行わないとのこと。
Apple関連の確度の高いリーク情報などで著名なアナリストのミンチー・クオ氏は、軽量化のために放熱部分の設計を妥協したりチタニウム製フレームを使用したことを原因として挙げていました。
しかし、Appleは設計部分の放熱構造やチタニウム製ボディにより放熱性は向上しているとしています。
Android Authorityの調査でも、充電時には他のスマホとの発熱の差はみられなかったことから、あくまでタスク動作時の何かが原因であるとみられていた今回の発熱問題。
解決までは今しばらくかかりそうなものの、原因が特定されたとしていることから今後のアップデートも確実とみられるため、購入を迷っていたりすでに買ってしまったユーザーには朗報と言えそうです。
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