「Pixel 8」発熱問題いきなり明らかに、サムスン製造のTensor G3がSnapdragon 8 Gen 2に肉薄するも無印とProの間に性能差



処理能力こそ上がったものの、一番解決して欲しい問題が残ってしまったようです。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、Pixel 8およびPixel 8 Proも「発熱しやすい」という問題を抱えているそうです。

これは実機を用いたストレステストで明らかになったもの。

「Geekbench」「3DMark Wild Life」といったベンチマークアプリを走らせたところ、Pixel 8は45度、Pixel 8 Proは46度にも達したとのことで、高負荷時に発熱でバッテリーが劣化してしまうおそれがあります。

また、興味深いのが処理能力の高さで、GeekbenchのスコアでPixel 8 Proが「Galaxy S23」などのSnapdragon 8 Gen 2搭載スマホに迫るパフォーマンスを叩き出したとのこと。

しかしPixel 8はProよりも10%ほど低いスコアとなっており、同じTensor G3を搭載しているにもかかわらずProと無印の間で処理能力に差が生まれています。

・Pixel 8
シングルコア:1563
マルチコア:4159

・Pixel 8 Pro
シングルコア:1760
マルチコア:4442

Snapdragon 8 Gen 1の発熱問題を引き起こしたSamsungの4nmプロセスで製造されたTensor G3。

エネルギー効率を追求した低発熱のSnapdragon 8 Gen 2が好評を博しているTSMCの4nmプロセスにどれだけキャッチアップできるか注目が集まっていましたが、どうやら汚名をそそぐまでには至らなかったようです。

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