「興味のない投稿や広告が次々流れてくる一方で、友人や見たいアカウントの投稿を最近見なくなった」
X(旧Twitter)を使う上でなんとなく感じていた傾向が、明確に数字で示されてしまったようです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、Xの訪問者数が1ヶ月で6億人減少していたそうです。
これはWebサイトの訪問者数などを分析するSimilarWebの調査で明らかになったもの。8月には64億人いた訪問者が9月には58億人に減少し、全体の10%にあたる数が減っています。
また、176ヶ国のうち約83%でXへのトラフィックが減っており、1位のアメリカと2位の日本では共に8%以上も減少。
この結果について、旧Twitter社を買収したイーロン・マスク氏がXを決済サービスなどと統合した「スーパーアプリ」にすべく、様々な変更を行ったことが原因だとしています。
先日にも年間1ドルの有料化テストを開始したと大きく報じられたことから、今後も続くことが懸念されるXのユーザー流出。
交流相手がいなくなるため、過疎化が過疎化を加速させる「負のスパイラル」が起こることも十分考えられるだけに、衰退の流れはしばらく続くかもしれません。
・関連記事
「X有料化」への第一歩か、利用料を払わないと投稿できなくなる新制度をテスト中 | Buzzap!
Twitter対抗の「Threads」早くもブーム終焉か、1週間でアクティブユーザー半分以下に | Buzzap!
「Twitter API」月額1万3000円に有料化か、外部アプリやツイートBOTなどに影響も | Buzzap!
新SNS「Bluesky」ツイッター創業者がテスト中、Mastodonのような複数サーバーで運用する仕組みに | Buzzap!