最先端の3nmプロセスで製造されエネルギー効率が向上した「Apple A18」が全機種に搭載される見通しの「iPhone 16」シリーズ。
さらにディスプレイでも消費電力の改善が図られるようです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、iPhone 16シリーズにはエネルギー効率が向上した新しい有機ELディスプレイが搭載されるそうです。
これは、Samsungの製造するiPhone 16シリーズ向け有機ELディスプレイに、「M14」という新しい材料セットが採用されるというもの。
材料セットとは、有機ELディスプレイに使われる材料や部品などの構成のこと。
「M○○」というナンバーで表され、数字が進むほどエネルギー効率が改善し、ディスプレイの省電力化や輝度の向上が期待できるとのこと。各スマホに採用されている材料セットは以下の通りです。
・M12:iPhone 14およびiPhone 15シリーズ
・M13:Galaxy S24シリーズ、Pixel 8 Pro
・M14:iPhone 16シリーズ
そのため、iPhone 16にはGalaxy S24やPixel 8 Proよりもさらに低消費電力で輝度も改善した有機ELディスプレイが搭載されることが予想されます。
「iPhone 16 Pro」は6.3インチ、「iPhone 16 Pro Max」が6.9インチに大画面化する反面、電池持ちが悪くなることも考えられたiPhone 16シリーズ。
「N3E」と呼ばれるエネルギー効率の改善した3nmプロセスで製造される「Apple A18」と組み合わせることで、大容量バッテリーを持つほかのスマホに引けを取らない電池持ちを実現することになりそうです。
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