9840円の超格安折りたたみスマホ「motorola razr 40s」ソフトバンク独占販売へ、圧倒的低価格と144Hz対応6.9インチ大画面有機ELでGalaxy Z Flip5に対抗


日本では「Galaxy Z Flip」シリーズほぼ1択となっていたフリップ(縦折り)型スマホに、新たな選択肢が加わります。詳細は以下から。

ソフトバンクのプレスリリースによると、同社は12月8日(金)に「motorola razr 40s」を発売するそうです。

予約開始は明日21日午前10時からで、日本のキャリアではソフトバンクが独占販売する形になるとのこと。

本体価格は12万1680円ですが、「新トクするサポート」適用時は8万9856円が免除されるため、MNPないし新規契約(22歳以下)ユーザーを対象にする2万2000円割引との組み合わせでなんと初日から実質9840円での提供を実現。折りたたみ式の「ヒンジ部分が劣化しやすい」という弱点をカバーできるため、2年後に返却する運用も理にかなっています。

さらに、来年3月31日(日)まではmotorola razr 40sを購入するとPayPayポイントがもらえる「motorola razr 40s ガチャキャンペーン」も実施。ポイントは3000、5000、10000、20000ポイントからの抽選で、運が良ければ実質タダで最新折りたたみスマホを楽しめてしまいます。

motorola razr 40sは10億を超える広色域を実現するHDR10+対応の最大6.9インチフルHD+(1080×2640)有機ELディスプレイ搭載のフリップ型スマホ。

外側にある1.5インチのアウトディスプレイを操作する事で、折りたたんだ状態で通知や天気などを確認できます。

「Xperia 10 V」などに使われたSnapdragon 695に比べ、1.5倍ほど高いベンチマークスコアをたたき出すプロセッサ「Snapdragon 7 Gen 1」に8GB RAM/256GB ROM搭載で、ゲームも快適に遊べるほどの性能を備えています。

光学式手ぶれ補正機能付きのカメラは背面に6400万画素と1300万画素超広角+マクロの2眼、前面に3400万画素の構成。「アウトディスプレイで自分の顔を確認しながらメインカメラで撮影」という、普通のスマホでは不可能な芸当もこなせるのは大きな強みです。

4つの画素を1つの大きな画素として扱うことで暗所でもキレイに撮れる「クアッドピクセル」にも対応。設置しやすい縦折り型の特徴や前述のアウトディスプレイの機能も相まって、撮影好きにも刺さりそうな1台に仕上がっています。

そのほか4200mAhバッテリーやステレオスピーカー搭載で、立体音響技術「ドルビーアトモス」やヘッドホン使用時にもダイナミックな音を楽しめる「Spatial Sound」にも対応など、価格を抑えながらもかなり作り込まれた印象のmotorola razr 40s。

ドコモとauが16万円前後で扱う「Galaxy Z Flip5」には処理能力で負けるものの、大画面表示やアウトディスプレイの活用、撮影をしっかり楽しめるカメラなどユーザーがフリップ型に求める機能はしっかり抑えており、「試してみたいけどGalaxyは高すぎる」というニーズにもマッチした黒船的存在になりそうです。

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