【悲報】「Snapdragon 8 Gen 4」スマホ一気に値上がりへ、「Dimensity 9400」が低価格で対抗も発熱問題は改善しないおそれ


5年前あたりから年々顕著になっているハイエンドスマホの値上がり。

気が付けば20万円前後のモデルが当たり前となっていますが、来年は買い換えを考えているユーザーが頭を抱えることとなりそうです。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、来年登場の「Snapdragon 8 Gen 4」は今まで以上に高価になるそうです。

これはクアルコムの幹部が明かしたもの。背景としてプロセッサに従来通りのARM社が設計した「Cortex」でなく、新たに自社で設計・開発した「Oryon」と呼ばれるカスタムコアを採用することが挙げられています。

なお、競合となるMediaTekの「Dimensity 9400」は、引き続きCortexコアを採用することでSnapdragon 8 Gen 4を大きく下回る価格となる見通し。

ただし超巨大コア、大型コアのみで構成された非常にユニークな『省電力コアがない仕様』で発熱問題を引き起こした現行のDimensity 9300と同じコア構成になるとされており、発熱問題の改善は期待できないかもしれません。

Androidスマホ向けとしては初となるTSMCの3nmプロセスで製造されるSnapdragon 8 Gen 4とDimensity 9400。

エネルギー効率が向上することで消費電力や処理能力の改善が期待できますが「定評があるけれど、とにかく高い」「価格を抑えたものの熱い」という、厄介な二択を迫られることとなりそうです。

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