アメリカによる過酷な制裁の中、独自開発のプロセッサ「Kirin 9000S」を搭載したMate 60シリーズで奇跡の復活を果たしたHuaweiが、着実に歩みを進めているようです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、Huaweiの次期フラッグシップスマホ「Mate 70」のプロセッサが大きく進化する可能性があるそうです。
具体的には現行のKirin 9000SがSnapdragon 888程度の処理能力であるのに対して、TSMCの4nmプロセスで製造された「Snapdragon 8+ Gen 1」に匹敵する処理能力になるとのこと。
つまりSamsung製造で発熱や消費電力が問題となったSnapdragon 8 Gen 1(Galaxy S22、Xperia 1 IVなどに搭載)を上回ることになります。
Snapdragon 8 Gen 3やDimensity 9300といった競合各社の最新プロセッサには引けを取るものの、Appleのように最適化された独自OSを用いることで、快適なレスポンスを実現できる強みがあるHuawei。
すでに中国市場ではiPhoneのシェアを食う形で爆発的な再成長を見せており、iPhone 16にMate 70の発売日をぶつける可能性まで浮上しているだけに、今後に注目が集まります。
・関連記事
ファーウェイが格安スマホ新ブランド「Huawei Shine」立ち上げへ、独自開発の「Kirin 8000s」や目に優しい有機EL、高画質カメラなど充実の内容で低価格に | Buzzap!
ファーウェイ再びスマホシェア1位に、制裁から5年でAppleやXiaomi、OPPOを抜いて奇跡の大復活 | Buzzap!
HuaweiとAppleがちんこ勝負、Mate 70をiPhone 16発売時期にぶつけることに | Buzzap!