格安ハイエンドスマホを実現する「Snapdragon 8s Gen 3」まもなく登場、8 Gen 2とほぼ同性能の「7+ Gen 3」も展開でコスパが飛躍的に向上



今後は「性能の割に低価格」というスマホが増えると期待されます。詳細は以下から。

クアルコム公式のWeiboによると、同社は3月18日(月)に「Snapdragonフラグシップ新製品発表会」を開催するそうです。

それ以上の情報は明らかにされていませんが、海外メディアではリーク情報などから「Snapdragon 8s Gen 3(型番SM8635)」と「Snapdragon 7+ Gen 3(型番SM7675)」が発表されるとみられています。

Snapdragon 8s Gen 3は現行の8 Gen 3と同じTSMCの4nmプロセスで製造され、ARM Cortex-X4(3.01GHz)×1、Cortex-A720(2.61GHz)×4、Cortex-A520(1.84GHz)×4と「Adreno 735」を備えた構成になり、エネルギー効率に優れているとのこと。

Snapdragon 7+ Gen 3はCortex-X4(3.8GHz)×1、Cortex-A720(2.6GHz)×4、Cortex-A520(1.9GHz)×3と「Adreno 732」の構成。AnTuTuベンチマークのスコアは150万で、7シリーズながらSnapdragon 8 Gen 2に並ぶ処理能力を実現しているようです。

ハイエンドスマホの低価格化に大きく期待がかかるSnapdragon 8s Gen 3とSnapdragon 7+ Gen 3。

Snapdragon 8シリーズを搭載するスマホは20万円超えが当たり前でしたが、価格が抑えられたハイエンド/ミドルハイスマホが多く登場すれば、資金に限りのある学生などでも気軽に買い換えられるようになりそうです。

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