低価格・高性能な「AQUOS R9」速攻レビュー、初のSnapdragon 7+ Gen 3や最大20GBメモリ、ベイパーチャンバー搭載などコスパ路線に大きく転換


シャープの最新機種「AQUOS R9」のレビューをお届けします。詳細は以下から。

これがAQUOS R9。前機種よりやや大きな1~240Hzの可変表示に対応する6.5インチフルHD+(2340×1080)Pro IGZO有機ELディスプレイを搭載しています。

プロセッサは前機種搭載のSnapdragon 8 Gen 2と同等の処理能力を持つ「Snapdragon 7+ Gen 3」。AQUOS Rで初めてとなる7シリーズ採用です。

ストレージは256GBで据え置きですが、メモリは8GBから12GBに増量した上に、新たに空きストレージを8GBまで仮想メモリとして扱う機能も搭載。実質20GB RAMの超大容量を実現しています。

また、Galaxyなどでも積極的に採用されている放熱機構「ベイパーチャンバー」をAQUOSとしては初めて搭載。表面温度を5度も下げ、パフォーマンスも最大1.8倍持続するとのことです。

AQUOS史上最大サイズで従来比音量約2.5倍、低音域約2倍のステレオスピーカーと合わさることで、動画視聴はもちろんゲームも従来以上に楽しめるようになっています。

ライカ社監修のカメラは1/1.55インチセンサーと同社の「ヘクトール」レンズを採用。光学式手振れ補正にも対応し、より気軽に撮影を楽しめるようになりました。

さらにAIによりソフトウェア面も強化。被写体が一瞬柱の陰に隠れても自動的に追尾したり、影を簡単に消せるようになっています。

そのほか前機種より増量した5000mAhバッテリーを備え、グリーンとホワイトの2色が用意されるAQUOS R9。

価格の詳細は明かされていませんが、SIMフリー版で10万円前後の予定とのこと。AQUOS R8が13万9700円だったため、新要素を多数備えた最新機種にもかかわらず4万円近い値下げを実現しています。

取扱いキャリアはドコモとソフトバンク。auでは例年通り取り扱わないようです。

◆AQUOS R9
ディスプレイ:6.5インチフルHD+(2340×1080)Pro IGZO有機EL、1~240Hz可変
プロセッサ:Snapdragon 7+ Gen 3
メモリ:12GB + 8GBの仮想メモリ
ストレージ:256GB、microSDで1TBまで拡張可能
背面カメラ:5030万画素広角(F値1.9)、5030万画素超広角(F値2.2)
前面カメラ:5030万画素(F値2.2)
バッテリー:5000mAh

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