「タダ同然のiPhone 15」でユーザー流出を食い止めか、Appleが旧型iPhoneの下取り増額でPixel 8aに対抗へ


Appleの焦りさえ見えてきます。詳細は以下から。

Appleの内部情報に詳しいことで知られるブルームバーグ紙のMark Gurman記者によると、アメリカおよびカナダで旧型iPhoneの下取り価格が増額されるそうです。

これはiPhone 15へ移行するユーザーを対象に期間限定で行われるもの。

具体的にどれだけ増額されるのかは明かされていませんが、現時点での最高額が630ドル(iPhone 14 Pro Maxの場合)のため、iPhone 15(799ドル)がほぼ無料になる可能性も十分に考えられます。

ファーウェイが復活した中国市場で顕著に冷え込んだだけでなく、10代を中心に「iPhoneにあらずは人にあらず」といった風潮となっているアメリカ本国ですら陰りを見せているApple。

今回の増額はユーザーの流出を防ぐ意味合いが強いと思われますが、同社が160ドル(約2万4900円)で下取りしているiPhone SE(第3世代)をGoogleが最大3万2800円で下取りすることで「Pixel 8a」への移行を促していることも決して無関係とは言えないようです。

Proと差別化するため、最新のiPhone 15(12万4800円)すら2~3万円の格安スマホ以下となる60Hz表示ディスプレイ」など、ユーザーの利便性を無視した強気の姿勢が悪影響を及ぼしている感も否めないだけに、製品そのものの抜本的な見直しが求められそうです。

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