苛酷極まる制裁を受ける中で投入にこぎつけた、独自開発プロセッサ搭載の「Mate 60」や「Pura 70」で破竹の快進撃を遂げているHuaweiですが、躍進はまだまだ止まらないようです。詳細は以下から。
Snapdragon 8 Gen 4の開発状況などをリークした実績のあるjasonwill氏の投稿によると、Huaweiが今年発表予定の「Kirin 9100」はSnapdragon 8 Gen 2より全体的に高いパフォーマンスを誇るそうです。
それだけにとどまらず、スコアこそ引けをとるかもしれないものの実際の使用感ではSnapdragon 8 Gen 3すら超えているとのこと。
非常に快適な使用感をAndroidよりメモリ使用効率が3倍高いとされる完全独自開発の「HarmonyOS Next」とKirin 9100を組み合わせることで実現するとみられており、iPhoneのようにハードウェアからソフトウェアまで完全に自前で手がけることになります。
中国に「第2のApple」を生み出すことになりつつあるアメリカの制裁。
『最先端プロセスの半導体を使えない代わりに、最適化やOSでカバーする』というアプローチで、どこまでiPhoneやAndroid陣営と戦うことができるのかが非常に気になるところです。
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