秋田のJKに昔から大人気の「生グソ」を食べてきました



思わず聞き直してしまうパワーワードですが、お味も間違いないものでした。詳細は以下から。

何十年も前から秋田県秋田市の女子高生たちを虜にしてきた夏の清涼感溢れるスイーツ、それが「生グソ」です。

声に出して読みたい日本語暫定1位のインパクトを持つこのメニューを敢えて正しく述べるのであれば「生グレープフルーツ氷ソフトクリーム」。確かに略さなければいられない長さです。

この生グソが食べられるのは秋田市の広栄堂さん。かつては和菓子屋だったとのことですが、今は夏季限定のかき氷屋さんとして営業しています。基本的には6月上旬から9月下旬に営業されているとのこと。


営業時間は10時~18時となっており、15時以降は女子高生らでごった返します。夏休み期間中となれば開店前から行列も当たり前なので、もし観光で行ってみようという人はできるだけ早めの時間を狙った方がよさそうです。

BUZZAP!取材班が訪れたのはお盆直後の平日。早めに並んでポールポジションをゲットできましたが、開店時間に合わせて家族連れやカップルが大挙して行列となりました。


お店の前に「生グソあります」の張り紙。驚きを超えて感動すら覚えます。ちなみに駐車場は少ないので注意。近隣のお店の駐車場に停めてはいけません。


お店のシステムはまずカウンターで注文し、その後席を指定されて着席する形になっています。もちろん迷わず「生グソ(520円)」を注文します。店員さんの前で生グソと発音する時の「本当にいいのかな感」にときめきます。左側の扉から続々とお客さんが入り、テーブルが埋まっていきます。


最初に並んでいたため、誰よりも早く生グソが到着。見てくださいこのヴィジュアル。インスタ映えが取り沙汰される2017年ですが、そうじゃねえんだよと真っ正面から押し出してくるスタイル、最高です。むしろツイッター映えしそうな辺り好感度が上がります。


この生グソ、最初から混ぜることはほぼ不可能に近いため、まずはプレーンに近い氷を食べて暑さを落ち着けます。時折甘いソフトクリームに舌鼓を打ちながらゆっくりと氷を崩し、かさを下げていく形になります。


ある程度まで落ち着いたところで底の生グレープフルーツをかき氷にミックスさせながらじっくりと味わうのです。このフレッシュさがたまりません。氷の清涼感とグレープフルーツの酸味、そしてソフトクリームの甘さが時間差を置きながら今でいう「味変」を誘発しつつ渾然一体となって火照った身体を冷やしてくれるのです。これは長年の人気に頷かざるを得ません。


そしてこちらは「生ネクタリン氷ソフトクリーム氷少なめ(520円)」。ネクタリンの出回る夏の後半にならないと出現しない隠れた人気メニューとして通の間で愛好されています。ちょっと涼しい時は氷を少なめにするのもオーダー時の隠れたポイントだとか。


食べ終わったら長っ尻などせずにすぐに席を立つのが暗黙の了解。こぼれたかき氷はテーブルに備え付けられたふきんでさっと拭いてから出ましょう。

お店はJR秋田駅から徒歩20分ほどのロケーション。バスも通っていますが、暑すぎなければ散歩をしてもいい距離かもしれません。


広栄堂

住所:
秋田県秋田市南通みその町6-21

営業時間:
夏期(6月上旬~9月下旬頃)のみ営業
10:00~18:00頃

広栄堂 - 秋田_かき氷 [食べログ]


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