「飲む酒の種類によって酔い方や気分が違ってくる」ことが科学的に判明

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Photo by Viewminder

多くのお酒を飲む人にとっては身をもって「知ってた」話ですが、科学的に解明されました。詳細は以下から。

「テキーラを飲むとブチアガる」「日本酒は泣き上戸になる」「赤ワインのボトルを空けるとぶっちゃけトークしちゃう」「ストロングゼロは危険ドラッグ」その他諸々…。

いずれも単に濃度とフレーバーの違うだけのアルコール水溶液であるにも関わらず、お酒を飲んだ時の酔い方や気分が違うと感じるお酒好きは多いのではないでしょうか?

ジャーナル「BMJ Open」に掲載された研究によると、ジンやウォッカなどの蒸留酒は人を攻撃的にし、赤ワインはリラックスさせる効果があるとのこと。ただしこれらがそれぞれの酒の持つ特色なのか、飲む人の期待や予測が効果をもたらすのかの切り分けは容易ではありません。

もし人が特定の気分になりたくてある酒を選ぶ(「今夜はぱーりーないと!盛り上がりたい!!→じゃあテキーラショットでウェーーーイ!!」的な選択のこと)のであれば、そこには「自己実現的予言」という効果が働いてしまうことになります。

研究ではGlobal Drug Surveyに退位する21ヶ国の18歳から34歳の30000人の経験に基づいた反応を用いています。分析はリストの全てのタイプの酒に対して報告を行っている対象者に限定して行われました。

この研究では蒸留酒の種類における違いを識別しておらず、ビールの種類に関しても同様に識別していないため、詳細な違いまでは知ることはできませんが、大きな傾向としても特筆すべき違いが明らかになっています。

蒸留酒では回答者の30%が暴力性との関連を報告していますが、ワインでは2~3%に過ぎず、ビールでも6~7%に留まっています。

リラックスは赤ワインで53%と高く、ビールでも50%となっていますが、蒸留酒では20%に留まります。また60%が赤ワインを飲むと疲れるとしていますが、これが白ワインだと18%しか疲れると回答していません。

蒸留酒は攻撃的になるだけではなく、59%の人がエネルギーに満ちて気が大きくなると答えており、42%が「エロい」気分になるとのこと。どの蒸留酒がそうした効果を生むかについての詳細は残念ながらこの研究からは分かりません。

研究では性別や年齢、教育などで分類しての調査も行っていますが、それによると18~24歳ではどの酒を飲んでも気が大きくなる事が多く、男性とアルコール常用者は女性やたまにしか飲まない人に比べてより攻撃的になる傾向が強いとのこと。

なんとなく経験的に知っていたと感じる人が多そうな結果になっています。とりあえず酔うと面倒くさいあの人と今度飲む時は、ワイン主体の店に連れて行くのが良策のかも知れません。

Type Of Alcohol Consumed Affects Emotional Response _ IFLScience

(Photo by Viewminder

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