9月の発売から1ヶ月たたないうちに2つの致命的な不具合が発覚するなど、散々な滑り出しになっている「iPhone 15 Pro」。
ユーザーからの不信は評価という形で明確に表れてしまったようです。詳細は以下から。
PerfectRec社のレポートによると、iPhone 15 Proのユーザー評価が過去最悪のものになっているそうです。
これはGoogleに投稿された約69万件のレビューをメタ分析した結果によるもので、「iPhone 13 Pro」は84%のユーザーが5つ星を付けていましたが、「iPhone 14 Pro」では76%に下落し、iPhone 15 Proはさらに下回る73%を記録したとのこと。
Appleがアップデートで修正する事態になったiPhone 15 Proが異常発熱する問題が一因とみられていますが、その後画面が焼き付く不具合も発覚したため、さらに低評価になる可能性もありそうです。
一方でUSB Type-Cへの変更に加えて「Dynamic Islandの追加」「背面カメラが4800万画素に刷新」など大きな変化のあった「iPhone 15/15 Plus」は、iPhone 14に比べて高い支持を得ています。
iPhone 15シリーズ全体でみればそこまで下がっている訳ではないものの、単価の高いProモデルが評価を得られないのはAppleにとって間違いなく痛手。
例年最も販売台数が多い中国でもシェアをAndroidに奪われた上に、「Snapdragon 8 Gen 3」が「Apple A17 Pro」に迫る性能を実現して立場が危うくなるなど、強い逆風にさらされていると言えそうです。
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