iPhone向け「独自カメラセンサー」開発か、高画質化だけでなく「Apple Car」の自動運転やMRグラスにも応用へ


iPhoneの主要部品の自社開発に取り組んでいるAppleが、カメラセンサーの内製化に取り組むようです。詳細は以下から。

Bloomberg紙の記者Mark Gurman氏によると、AppleはiPhone用のカメラセンサーの自社開発を計画しているそうです。

これは「Apple A」シリーズなどの自社製プロセッサと同様に、製造はサプライチェーンに頼りながらカメラセンサーの設計を自社で行うというもの。

社内で設計することでハードウェアとソフトウェアを最適化できるため、センサーに取り込める光量の増加や低ノイズの撮影、精度の高いボケ味など、高画質な撮影ができるようになると考えられます。

将来的に「Apple Vision Pro」の複合現実(MR)や、開発中の電気自動車「Apple Car」の自動運転技術にも活用できるとしています。

5Gモデムの開発延期Wi-Fiチップの断念など、これまで主要部品の完全自社製を目指してきたものの順調とは言えなかったApple。

ただ、Huaweiとソニーが3年をかけて独自の「RYYBセンサー」を開発し、「P30 Pro」に搭載するケースもあっただけに、自社製カメラセンサーが実現する可能性はありそうです。

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